マナー研究所長ご婚約、おめでとうございます。 幸せの絶頂…と言いたいところですが、見積書を見るたびにため息をついていませんか?



そうなんです。式場の見積もりが雪だるま式に増えて…。このままだと新婚旅行を削るか、新生活の家具を諦めるしかなくて。親は「恥をかくな」って言うし、もう何が正解か分かりません。
結論から申しますと、結婚式に全財産を突っ込むのは、絶対にやめてください。
百貨店のブライダルサロンにおりました私、花村の経験から申し上げますと、式の翌日から始まる「新生活」がカツカツでギスギスしてしまっては、本末転倒だからです。
今日は、私が売り場で見てしまった「お金をかけすぎて後悔したカップルの末路」と、親も自分たちも納得する「予算配分の黄金比(メリハリ)」について、3つの視点で整理してご案内します。
【末路1】式は盛大、生活はカツカツの地獄
まず、一番避けていただきたいのがこのパターンです。 「一生に一度だから」という魔法の言葉で、ドレスも料理もランクアップし、予算オーバーした結果…。
結婚式は「イベント」、生活は「継続」
以前、式の準備が佳境に入ったカップルが、内祝いの相談に来られました。 しかし、表情が暗い。 「式にお金がかかりすぎて、新婚旅行は近場になりました…」 「実は、新居の家具もまだ買えてなくて…」
最終的に「内祝い、やらないとまずいですか?」と聞かれた時の切迫感は、今でも忘れられません。
結婚式の満足感は、極端に言えば「その日1日」で終わります。 しかし、家具のない部屋での生活や、カード支払いの恐怖は「毎日」続きます。
所長の教訓: 迷ったら、「継続支出(生活の安定)」を先に守ってください。 生活の余裕は、心の余裕(夫婦仲)に直結します。それが、いちばん丁寧なマナーかと思います。
【末路2】新婚旅行をケチって「一生恨まれる」夫
次に、予算調整の犠牲になりやすい「新婚旅行」について。 ここを安易に削ると、後で怖いことになります。
奥様の目は笑っていませんでした
これは、結婚後しばらく経ったご夫婦が、旅行バッグを見に来られた時の話です。 奥様が笑いながら(でも目は笑わずに)こう言いました。
「新婚旅行、近場でいいって言ったの誰だっけ? 私、あれ一生言うからね」
旦那様は苦笑いしていましたが、これは深刻です。 多くの女性にとって、新婚旅行は単なる旅行ではなく、「二人の思い出の資産」なんですね。それを「式でお金が飛んだから」という理由でないがしろにされた感覚は、一生のしこりになります。
解決策: 予算がないなら、総額を削るのではなく「メリハリ」をつけてください。
- × 行き先を海外から国内近場へ変更(ランクダウン)
- ◎ 行き先は変えず、日数を1日減らす、またはホテルだけ豪華にする
「ここだけは譲らなかった」というポイントがあれば、思い出は守られます。
【対決】親の「見栄」vs 二人の「現実」
最後に、予算オーバーの元凶になりやすい「親御さんの口出し」です。 「親戚が多いから恥をかかせないで」「引き出物は立派に」 親の愛と分かっていても、費用が膨らむのは辛いですよね。
「誰の顔を立てる支出か」を分ける
ここで揉める原因は、財布と目的がごちゃ混ぜになっているからです。 私はよく、こう整理してご案内していました。
- 親の見栄=「親戚・地域への体裁」
- 本人の希望=「二人の体験・将来」
解決策として有効なのは、「全員にいい顔をしない(差をつける)」ことです。
- 親戚(親の顔): 親の希望通りの引き出物にする(ただし、費用の一部は親に出してもらう交渉もアリ)。
- 友人(二人の顔): 合理的なカタログギフトや、会費制にして負担を減らす。
「親戚には無難ラインを守り、友人とは楽しむ」。 この切り分けができると、無駄な出費が激減します。正解は一つではありません。
【解決策】賢いカップルは「ハナユメ」を使う
では、どうすれば「式」も「旅行」も「生活」も守れるのか。 結論から申しますと、「式場探しの段階で、大幅な割引を勝ち取る」のが最短ルートです。
「ハナユメ割」で100万円変わることも
私が百貨店員時代、賢いなと思ったカップルは、直接式場に行くのではなく、「ハナユメ(Hanayume)」のような式場検索サイトを経由していました。
なぜなら、「ハナユメ割」という独自の値引きが適用されるからです。 時期や日柄(仏滅など)を少しずらすだけで、同じ式場・同じ料理なのに総額が100万円近く安くなることも珍しくありません。
100万円浮けば、新婚旅行でハワイに行けます。 家具も新調できます。 「知っているか、いないか」。それだけで、結婚生活のスタートラインが変わってしまいます。
まずはデスクで無料相談するか、サイトで「どれくらい安くなるか」を見てみてください。 浮いたお金は、二人の未来(新婚旅行)に使いましょう。
結婚式はゴールではなく「スタート」
今日は「結婚式と新婚旅行の費用」についてお話ししました。
- 式にお金をかけすぎて「新生活」を犠牲にしない。
- 新婚旅行を安易に削ると、一生のしこりになる。
- 「ハナユメ」等を使い、賢く式場費用を抑える。
「一生に一度」という言葉に踊らされないでください。 本当に一生続くのは、結婚式の翌日から始まる「二人の日常」です。
お金をかけるべきは、見栄ではありません。 二人が笑顔でいられる「心の余裕」です。 どうぞ、賢い選択をして、素敵な新婚生活をスタートさせてくださいね。










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